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『この世界を僕は許さない』 / それでも世界が続くなら

(品番WGC‐008)
2012年 TOKYO BOOTLEG DJ KoDAMAのこの1曲 「unknown」

アルバムの3曲目というのがまた素晴らしい。 それは1,2曲目でこのバンドの世界に少し惹かれたあなたの首根っこを ギュッと掴んでしまうのにはこれ以上ないタイミング。 例えば朝に家を出て音楽を聴き始めて10分くらいしてふと落ち着く頃、 その時、耳から流れ込んでくるこの歌。 「優しくなりたいな 誰かに優しくなりたいな 笑ってみたいな 君と楽しく笑ってみたいな」 そんな歌いだしからもう胸が締め付けられてしまう。

ボーカルの篠塚さんは決して歌が特別に上手いわけではないし、 あるいは響き渡る綺麗な声でもないかもしれない、 でも、それ故に不思議な日常感をもってあなたに寄り添ってくれる。 その歌に加えて、優しく奏でられるメロディー、囁くようで心に残るコーラス、最後を迎える一時の静寂、 その心地よさに身を任せてしまうと、世界に戻れなくなってしまう気がする位に、切実な音楽。

どうしようもない弱さ、どうしても届かない世界との距離、時に感じる無力さ、 この曲にも答えなんて無い、ただ、これはそんな感情に誠実な音楽。

(この曲が終わってしまうけど、君も僕もいつか死んでしまうけど) 「この世界は変わらないから」という、 一見して何も無い無力なだけかのようにも思えるかもしれない その些細な、この本当に些細な救いに、 あぁ大丈夫だと安心するあなたにとって、 この曲は本当に大切な一曲になるだろう。



【商品情報】
この世界を僕は許さない / それでも世界が続くなら
2012.9.12.発売
¥1,050(tax-in) WGC‐008
01. スローダウン
02. 水色の反撃
03. unknown
04. 自殺志願者とプラットホーム
05. チルの街
06. この世界と僕の話
07. 死刑宣告
08. アレロパシー
09. 17才

それでも世界が続くなら Official Website

(2013/1/1 review by KoDAMA)


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