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2013/1/20 Ao ワンマンライブ“Trigger of Live ~東京編~”@渋谷Milky Way

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LIVE:Ao

札幌を拠点に活動するAoがニューアルバム『Trigger of Life』のリリースを記念したワンマンライブの東京編を渋谷Milky Wayで行った。

予定時刻を3分ほど回った頃に客電が落ちる。張り詰めた静寂を切り裂くかのようにのっけから表題曲「トリガーオブマリア」、間髪入れずに「絶対0度」と屈指のハードナンバーを叩き付けVo.安田がマイクを握り煽る。 「モッシュとか知ってますか?もう暴れたらいいんですよ」。

実は僕は普段から彼のBLOGをチェックしているのだが、或る日のエントリーで彼はこんな風に綴ってもいた。
『他所のバンドさんのライブを見て憧れることがある。Aoのライブももっとモッシュなど起こして暴れまくってほしい。』(※意訳)

より肉体的なコミュニケーションを求めて、実はもっと体を動かしたいと思っていたお客さんの想いを酌んで、新しいAoのライブを形を作ることに自らタクトを振った彼自身もかつてないくらい活き活きした表情でライブを楽しんでいる。3曲目もアッパーなダンスナンバー「罪と罰」、既に会場は手拍子の嵐に包まれている。

そしてここで最初のMC。 この日配布するDVDの到着が開場時間ギリギリまで到着しなくて焦った話だとか、CHAGE & ASKAのモノマネだとか、クスリと笑わせるようなエピソードを挟んで次の曲はシットリと「理由」。やみくもに盛り上がるだけでなく聴くところは聴かせる、Aoがずっと大切に育ててきた空間がしんしんと折り重なってゆく。 続いての「蒼と群青の間」も『「あなたに会いたい」そう伝えたくても 死んでしまったら二度と言えない』というフレーズをはじめ圧倒的な言葉と歌の力で客席をAo色に染めてゆく。

中盤では「久しぶりの曲をやります」とraison d'etre時代の楽曲の中でもなかなかレアだろう「幾星霜」が披露されたり「セフィロト」「自滅回路」と懐かしいナンバーが並べたと思えば新譜から「祝福を君に」、軽快な160というBPMとカッティングギターでフロアをその気にさせ「インターセプター」「サリエリ」「カルマドライブ」と、年を経ても色褪せることなどないハードでメロディアスなセットリストで本編を後にした。

当然のように湧き上がるアンコールの声に応えて4人は再登場。
「大袈裟でなく1番楽しいかもしれません」
史上最高の暴れっぷりを見せたオーディエンスにとって最高の賛辞を送ったかと思えば、 会場すぐ傍にあるサイゼリヤについてサイゼリと略すのかサイゼと略すのか、そもそも北海道にはサイゼリヤが二店舗しかないことなど、緩急つけてロックしてきた本編では見られなかった素のトークを聞かせてくれた。

最後の最後はダブルアンコールで「虹」。
Ao最大のハッピーソングを耳にこの二時間を振り返ったとき、今までそのストイックさが故にどこか見えない壁を感じていた彼等のライブが、その壁を壊し、いよいよ本格的にオーディエンスと共に築く新しいライブの礎となった記念すべき二時間であったことを再確認できた。

トリガーオブマリア Music Video


Ao Official Website

(2013/2/1 report by O-ant)


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